少しずつながら精神科看護についての学習の他、このワードプレスによるブログ作成について勉強中です。
前回記事:自身の学習も兼ね精神科看護をしていく紹介していく。
まず復習として、昔言われた
「疾患を知るためには解剖生理を知らないと分からない。」
についてを振り返っていきたいと考えてます。
その時に教わった事は以下のようなポイントでした。現在もこの勉強をしたから、ある程度は仕事が出来ているのかな?とも思っています。
(;^ω^)
精神の解剖生理で教わった事 |
・精神は知情意の3つからなる。 ・精神(こころ)の育ち方を知る。 ・常識とは社会の中で許される「幅」 |
まず精神科を知る上で先輩から教わった事は上記の3つのポイントでした。
これらの紹介をしていきたいと思います。
精神は知情意の3つからなる。
まず人間の精神活動の根本であるは知性と感情と意志からなると言われています。
この精神に対する捉え方は紀元前から研究されている歴史があり、この心を「知情意」に分けて考えたのはプラトンと言われています。
そしてこれを学問(心理学)にしたのはアリストテレスと言われています。現在の心理学の祖とも呼ばれているみたいですね。
( ゚Д゚)
ざっくりいうと
「知」は知性・理性 「情」は感性・感情・人情 「意」は意志・意欲・徳性 |
に分類されます。
精神(こころ)の育ち方を知る。
上記で精神は知情意の3つの要素からなる。と知った次にその「こころがどのように形成されていくのか?」も把握しないといけませんようです。
(;´∀`)
これを唱えたのはフロイトやハヴィガーストが有名です。
(・ω・)
これらの学習に関してはまた別の記事を挙げたいと思います。
常識とは社会の中で許される「幅」
これも先輩から教わった事で非常に参考になる解釈です。
( ..)φメモメモ
私自身もこの見解を基に精神科看護に従事しています。人間はどうやっても独りでは生きていけない。
人間が現在の社会を形成していく上で互いの協力は不可欠だし、それぞれが色んな役割があるからこそ社会が成り立っていってる訳ですからね。
本当に「社会の歯車」とはよく言ったものだと思います。
独りでは生きていけないから協力する。
皆で協力することでより大きな力となる。
この大きな力を維持する為にそれぞれの役割分担をする。
それらがスムーズに行えるようにルールを設ける。
そして気持ちよく行えるようにマナーを守る。
これらの様な
個人から集団
集団から組織
その組織から「社会」が形成される。
だからと言って社会を維持する為に決まりを守る事が全てではなく、人間には個性がある。
例えば気が強い人・弱い人、得意不得意、好き嫌いなどこれらは十人十色である。
だが個性が大事と言っても、それぞれが好き勝手な行動をとってしまうと社会は成り立たない。
これらのちょうど良いバランスをとれる事が良い。
このバランスの幅の中で自分を保てるのが社会生活が円滑な様である。
この常識とは社会の中で許される「幅」といった解釈は非常に的を得ていると思います。
終わりに
何かしらのこころのトラブルを理解していく上で上記で語ってきたポイントは非常に重要だと思います。
人間は絶対に独りでは生きていけません。それなのに何かしらのこころのトラブルでこれが上手く出来なくなってしまった。
それが自分ではどうする事も出来ない状態であったら…
(´;ω;`)
こういった状態を改善・手助けするのが精神科医療です。
これがもっと適切に行える様に微力ながらも学習を続けていきたい。と考えています。