まず愛情には色んな形があります。「愛」が含まれた情は色々な形があります。
・愛情・愛憎・愛妻・愛娘(まなむすめ)
・恩愛・慈愛・偏愛・博愛・寵愛(ちょうあい)
・親愛・敬愛・鍾愛(しょうあい)・情愛・溺愛(できあい)・母性愛 など
とざっくり挙げてみました。
これらは男女間の愛情や恋愛だけではなく、何かを大切にすることが愛情です
なので愛情は慈しみ(いつくしみ)や思いやりも愛情です。
これを伝えるのがコミュニケーションです。
このコミュニケーションに関する能力・技術は精神科看護だけではなく
日常の様々な事に応用できる事なので紹介したいと思います^^
コミュニケーション技術の一例
実際の場面で一番コミュニケーションが盛んにおこなわれているのは恋愛です。
その恋愛と心理学を混ぜて紹介する内容の書籍を紹介していたのが以前の記事です。
※話し上手聞き上手になるためにはホステスさんを習う![コミュニケーション技術]
※「第一印象」がその後の展開を大きく分けてしまう?![コミュニケーション技術]
※第一印象は外見だけじゃない?!それは話の聞き方で変わる[コミュニケーション技術]
※相手を受け入れる姿勢を持って臨む事が一番重要です。[コミュニケーション技術]
※「あなた」だから話している。だから分かって…を受け止めよう[コミュニケーション]
良かったら一度記事を見てください^^
他にも色んなコミュニケーション技術がある
上記では一対一でのコミュニケーションの方法です。
そして他にも一対複数のコミュニケーション。マスコミュニケーション技術もあります。
これから予定しているコミュニケーションに関する記事内容は
両面提示
ランチョンテクニック
吊り橋効果
一目惚れ「適応性無意識」
自己開示の変報性
自己呈示
ボッサードの法則
単純接触の原理
熟知性の法則
近接の要因
フットインザドア
ドアインザフェイステクニック
認知的不共和理論
リンゲルマン効果
アンダードッグ効果
役割がひとをかえる
振り返り(アサーション)
自己防衛規制(苦手なタイプ)
こんな記事の内容を今後は予定してます。
またこうゆう技術の応用は出来るビジネスマンや経営者から詐欺師・ペテン師も使っています。
(;・∀・)
その応用の一部を書いてみました。
※これで相手の嘘が分かる!!そのためには…その1[コミュニケーション]
なんでコミュニケーションが必要なのか?
下記の図はマズローが唱える欲求段階理論です。
これは色んな欲求を満たす事で、きちんと夢に向かって歩き出せる。成長出来る事を唱えた理論です。
ですが人間は常に寂しいがある生き物です。
社会的欲求、言わば何かに所属したいという欲求。
つまり友達や恋人、家族といったより深い人間関係を求めるといった欲求。
そして承認欲求、誰かに自分を認めてもらいたいといった欲求があります。
誰もが皆ここに飢えていて、水希先生か唱えていた「支配・承認・優越」の欲求を置き換えるとここに当たります。
こういった欲求がありますが、誰もが「寂しい」と周りに伝える事は難しいです。
だからといって自分を出すのは恥ずかしいですからね。
でも一人でいる事に不安を覚えるのはこの所属と承認欲求が満たされてないからです。
大人になれればなるほど「失敗したくない。」「傷つきたくない」と臆病になるから、これを表に出すことがしなくなります。
だから独り暮らしの人はペットを飼う傾向にある。といった話もよく聞きますねー
ペットを飼う理由の一つはこの欲求がすべて収まっているからです。尚且つ「言葉」をしゃべらないし。
そういった観点からアニマルテラピーなどもあります。
でも、それでも人間は言葉を操るといった高度な生き物です。色んな感情があります。
コミュニケーションのテクニックのまとめとしては、
相手の話を聞きながら、感情や考えを探る。
そこで自分との価値観と比較をする。
そこで査定をして、「共通点」から自己を開示していく
のがアプローチ方法です。
また対人的に自分の価値観ではなく、ここが何か職務的な面なら社会のルールや何かしらの常識に置き換えてもいいですね。
相手との距離感を図る必要性も
上記で「失敗したくない。」「傷つきたくない」と臆病になると表現しました。
そりゃ自分を出すのは怖いです。
でもこの人になら話してもいいかな…と思う事があると思います。
水希先生は様々なテクニックを用いて、この人としての距離を詰める。と言われてます。
人には色んな距離感があります。これをパーソナルスぺースといった表現をします
※こころの距離とからだの距離は伴います。[パーソナルスペース]
エヴァンゲリオンとかではATフィールドなどと表現されてましたねー
自分がいて自分の子供がいる
自分がいて親・兄弟がいる
自分がいて友達がいる
自分がいて知り合いがいる
自分がいて見知らぬ人がいる
こんなように色んな人との距離感があります。この見知らぬ人は「社会」です。
自分と社会との位置づけを認識する事。
でも自分も大事にしたいと思う事。
この全と個を両立させないといけない事
この為には色んな事を知らないといけない。
このアンビバレンスを調和させないといけない。
分かってもらいたいけど、わがままはいえない。
でもわがままを聞いてもらいたい。
これらを伝える・受けるのはテクニックがいる。それがコミュニケーションです
まとめ
こころの病は脳内の神経伝達物質の異常と科学的な論説の下で研究発展が続いています。
ですが、その人の感情や想いは数字で測れるものではありません。
その為に脳科学の観点や心理学的観点など色んな側面での所説があります。
色んなストレスや理性と感情のバランスの観点からみると
欲求:自分のやりたいこと
このバランスが保たれているのがこころが安定した状態です。
このバランスが崩れる事や理性か欲求に異常をきたしているのが、こころの病をいってもいいですね。
これをコントロールする為にはコミュニケーションは絶対に必要な事です。
そしてコミュニケーションの根底は色んな愛情である事。
こころを看る精神科看護では、この重要性をきちんと認識しないといけません。
いつも拝見させていただいてます、精神科初心者の看護師です。
コミュニケーションも奥が深いですね
勉強させてもらってます。
ジョンさんコメントありがとうございます^^
お褒め頂いて光栄です。これから少しずつ精神科についての記事を書き進めたいと思うので、良かったらまた見てください
m(_ _)m