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基礎知識 心理学

ようやくこの「認知」とやらが理解できた感じだわヽ(・∀・)ノ[社会的認知]

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精神科退院支援に必要な事を現在勉強中です。
精神科患者さんの退院支援に必要な事を書きなぐってみた[精神科看護]

前回のスキーマに関する記事を仲間内が見てくれて…

 

くるりん

久しぶりに分かりやすかった😊

 

ガリゾー

良く書けてると思う。

 

とありがたいお言葉を頂きました。
ヽ(・∀・)ノヤッタゼ

 

でも、もうちょいこの「スキーマ」とやらはけっこう種類があるみたいなので、記事にしてみます。
( ..)φカキカキ

 

 

「スキーマ」に関してまだ書いてない事

「スキーマ」は言わば、なんかの構造です。

生きていく中で「対象/状況を理解、記憶、再生するときに働く」のがスキーマです。

と書きました。

 

まゆ毛

たくさん登場させてくれてありがとう😊社会的認知、勘違いしてた。

 

osamu

あーやっと伝わった( ノД`)…

 

まゆ毛

んーでも通じたようで通じてないかも。

わかったようだけれども、うまく実践できるかどうかはわかんない~

 

osamu

いや、俺もこっから先はぜんぜんわかんねえ

 

といったやり取りがありましたので、もうちょこっと調べてみました。
( ..)φカキカキ

 

 

以前に

その人が住む社会に順応して生き残りを図るために色んなことを学んでいきます。

 

その工程や、情報の使い方の癖、考え方見方の傾向などが「認知」ともいえます。

認知からの行動までの工程

物事や出来事

自動思考(この辺が認知)

感情

行動

認知(にんち)とは、心理学などで、人間などが外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。
認知 – Wikipediaより引用

と言いました。

 

 

認知をさらに深く掘り下げていくと、やがて自分の考え方のクセにたどりつきます。

その自動思考の一番奥というか中核がスキーマです。

スキーマから自動思考が生まれます。その自動思考の癖が認知です。
何かトンチみたいになってんな(´Д`)

 

 

例えば「自分はダメ人間」のような自己否定的な中核信念があると、そのスキーマが生き方すべてに影響し、毎日がつらく悲しいものになってしまいます。

 

反対に「自分は良い人間」といった自己肯定的な中核信念があると、自尊心や楽観、希望といった事にも繋がります。

 

これも一つのソーシャルスキルと一緒です
人と上手に付き合う為に必要なこと。[ソーシャルスキル]

 

 

 

osamu

ざっくりこんなんでどおよ?

 

まゆ毛

これなら大丈夫と思う。

 

 

ついでにこれをもうちょい掘り下げると…( ..)φ

 

ついでに認知行動療法を説明してみる。

・常に完璧じゃないと意味がない
・自分は人から嫌われて、いつも孤独だ
・自分は何もできないから生きていけない
・自分は何の才能もない惨めな存在だ
・他人は自分をだますので絶対に信じない

といった不毛な思い込みがあるとします。

こういった認知の中心にある信念、スキーマをとらえると、心の底に大きな問題がある事にも気付けます。

 

認知行動療法なんかは、この認知を深く掘り下げ、自分の考え方のクセを見つけて、次にスキーマのゆがみを修正してきます。

 

 

こういった不毛な思い込みともいえる考え方から抜け出し、いろいろな考え方があることを意識していきます。

出来ればそれを実行していきます。

 

 

このように行動と感情を変えると、その影響で認知も変わる、3つの要素は切っても切り離せません

こんな感じで「自動思考」をもっと掘り下げて、スキーマをつかむと認知の全体像がみえます。

 

 

例えば自分は他人とうまく話せないと考えてしまう人は、「他人から変な人だと思われたら、人生終わりだ」という誤った信念を持ってる場合があります。

 

そしてその信念に気づき、それがいつも正しいわけではなく、むしろ謝っていることのほうが多いと認識できれば、その人の認知を変える事出来ます。

 

その結果で、負の思い込みの連鎖から抜け出す事が認知行動療法の狙いです。
負は言い過ぎか(´Д`)不毛ぐらいかな

 

くるりん

そうそう。そんな感じ~

 

osamu

あ~勉強したかいがあったわ( ノД`)…

 

 

「スクリプト」について

まず事象スキーマといった種類があります。

これはある状況における出来事や行動の連鎖についての知識。スクリプトとも呼ばれています。

スクリプトの特徴は、時間的順序を要素として持つこと、直接行動をガイドする認知構造でもあると考えられています。

 

まゆ毛

よくわかんない。

 

osamu

はいはい(´Д`)φカキカキ

 

コンピュータ的な話で言うと簡易プログラムのことで、繰り返し作業の一部をなくすことが出来ます。

もっと簡単にいうと、「そんなの今更」と表現する部分です。

 

 

何度も言いますがスキーマは基本的にはその人の自分の中のイメージです。

これを「既有知識」とも表現してました。

 

 

例えば、言語を見たり聞いたりしても、その言語が何の言語で何を意味しているかは、単語、文法など知識がないと全く理解できないですよね。

このように、知識を動員することを「スキーマを発動する」といいます。

 

 

スキーマはその人がすでに持っているものの見方や知識なので情報を処理する事も含まれます。

そのため、情報が不足している状況下でも、スキーマを参照すれば足りない情報を推論によって処理する事で状況を補うことができます。

 

 

この辺はその内記事にしていこうと思った「結晶性知能」と「流動性知能」いわば記憶と問題解決能力に繋がってきます。

 

色んな「スキーマ」について

上記の様なコンピュータプログラミング的な捉え方をする認知心理学ではこんな風に認知の種類が紹介されていました。

スクリプト:特定の種類の出来事に関する一般的な知識

フレーム:特定の物体や場所の特性に関する知識

選択:何が符号化され記憶に貯蔵されるか

貯蔵:現在の情報はスキーマの枠組みで貯蔵される(貯蔵される情報のタグ付け)

標準化:出来事の記憶は先行する期待に一致するようスキーマと首尾一貫するようにゆがめられる傾向

統合化:現在の経験はスキーマが提供するデフォルト値と統合されて記憶に表象される

検索:特定の記憶を検索するためにスキーマを通じて探す、検索された情報が直接表象されていないときには、スキーマに基づいた推論によって検索することが可能

スマホで言えば色んな便利なアプリを入れながら、動作が重たくならないようになるべく容量を整理する。みたいなもんですね。

 

ステレオタイプについて

ステレオタイプというのは、簡単に言えば先入観・偏見といったことを言うときに使われることが多い言葉です。

例えば「几帳面だから血液型がA型でしょ?」とかです。

 

情報を処理するうえで非常に効率的ではありますが、どうしても多様性・個性を無視してしまう特性があります。

「男のくせに」など、「~のくせに」的な事です。

 

こんな感じで集団をひとまとめ的な認知(信念や期待)を割り当てることを指します。

 

周囲の人々やメディアを通じて経験的にステレオタイプを形成していきますが

大体が実態と異なるゆがめられた認知になりやすいため、特定の職業や民族、性などに対する偏見や差別と結びつくことがあります。

 

ですがこういった小単位(スキーマ)情報処理ではなく、大単位(ステレオタイプ)で情報を処理する事で

 

複雑かつ流動性がある社会を効率よく順序立てて認知でき、それによって適応的行動が取れるとも言います。

この辺も「○○ってこんな風に思ってたけど、実はこうなのねー」とかです。

 

要はスキーマは認知心理学的で、ステレオタイプは社会心理学的な概念みたいなもんです。

またその内の記事予定である偏見や差別、スケープゴートとかにリンクする予定です。

 

また確証バイアスという言葉もあります。

これは先入観や偏見をもって人や物を見たときに、それと合致するものばかりが記憶されてしまうことを言います。

 

例えば、A型は几帳面だと思い込んでいると、本当は几帳面でない部分やいろんな部分がある人なのにもかかわらず

その人の几帳面な部分ばかりに注目して、そればかりが記憶に残るので、「やっぱりA型の人って几帳面なんだ」と思い込むようになってしまうわけです。

まさに思い込みです。

 

社会的スキーマについて

スキーマは外界の情報を効率よく処理したり、その情報に基づいて認知的な処理を行う際の枠組みとなる体制化された知識です。

このうち社会的事象や人などに関するものが社会的スキーマとい言います。

上記で語ってきた事のまとめみたいなもんです。単純に羅列していくと( ..)φ

パーソン・スキーマ

他者の行動のもととなる特性や目標についてのスキーマ。

このスキーマによって、他者を分類したり、他者の行動を推論することが可能となる。

セルフ・スキーマ

自己、あるいは自己の特定の側面についてのスキーマ。

自己に関連する情報の処理を促進する。自分に対する自分の見方

ロール・スキーマ

職業、地位など社会的役割に関するスキーマ。ある集団や個人に対するステレオタイプ認知の基盤となる。

年齢、性、人種、職業など社会的カテゴリーや役割によって区分される集団やその成員に関する知識で、偏見や差別に結びつきやすいステレオタイプもこれに含まれる。

イベント・スキーマ

ある社会状況における事象の系列に関するスキーマ。スクリプトとも呼ばれる。

さまざまな場面で取るべき行動や起こっているできごとの意味を理解することが可能となる。

ざっくりスキーマについてを書くとこんな感じです^^
くっそ調べ疲れた(´Д`)

 

引用参考図書

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終わりに

ざっくりと「認知」に関する事を書いていきました。
改めてこの曖昧な「認知」についてを考察してみたヽ(・∀・♯)ノ[認知]
この訳が分かんねえ「社会的認知」とやらをなるべく平たくしてみる。[社会的認知]
やっと精神科での自分の表現したい事が文章化できたと思う記事が書けた[社会的認知]

これは認知行動療法の理解やこれから増えていくであろうアディクションについての学習に欠かせないものなので、非常に自身もためになりました。

またこの認知を築いていく過程がピアジェの発達理論とリンクした時は、改めてこころのお手伝いをする上で成長発達過程を知る事も大事なんだなーと振り返れました^^

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