現在精神科に関わる基礎知識に関して勉強中です。
※精神科の基礎について
1から勉強しなおすとなると、まずは広く浅く…( ..)φ
とこれから勉強しようとしている事に付箋を貼るように記事を書いています。
それだけでも結構な量になってしまうので、いつ頃に振り返りが終わるのやら…
(;´・ω・)
とりあえず今回は精神科病院で行われている治療についての紹介をしてみます。
基本は精神療法と薬物療法
精神療法は心理的側面から精神疾患の治療を計る治療法のことをいいます。
精神療法では治療者が心理的な手段を用いて患者の心身に働きかけることによって、精神疾患の治療を行います。
方法はそれぞれの治療法によって異なりますが、基本的には患者と面談を行うことで、患者の悩みを聞き出して、解決へのヒントを与えます。
このような面談によく医師はカルテに「情緒の安定を図った」「生活習慣の指導をした」などと記載してます。
他にも状態に応じた行動制限を診察してから検討してます。
なお看護師はここで生活の様子などを聞かれます。
薬物療法は薬物によって精神疾患の治療を計る治療法のことをいいます。
薬物療法では、薬物を用いて精神症状の軽減を計ります。
精神疾患の多くは脳内の神経伝達物質が異常を起こすことによって発症しており
薬物療法では薬物によってこうした神経伝達物質の異常を正常に戻すことで、精神症状の軽減を行います。
その為、その薬物の副作用や作用機序などの特徴も看護師は知っておかないといけません。
(;´・ω・)タイヘン
・他にも様々な働きかけがある。
入院中の治療は基本的に薬物療法と精神療法ですが
他にも作業療法士が行う作業療法や医師や臨床心理士が主催で行う集団精神療法など様々な治療アプローチがあります。
ざっくり挙げてみると
身体療法 |
・薬物療法・電気痙攣療法・高照度光療法など |
精神療法 |
・自律訓練法 ・臨床動作法 ・遊戯療法 ・箱庭療法 ・芸術療法 ・心理劇療法 ・内観療法 ・森田療法 ・行動療法 ・認知療法 ・短期療法 ・家族療法 ・集団精神療法 ・カウンセリング ・精神分析療法 ・代替療法など |
社会復帰療法 |
・作業療法・社会生活技能訓練 ・レクリエーション療法・生活指導など |
など、数え切れないほどの種類を挙げることができます。
これらは、これを得意とする医療従事者が行いますが、現在では一般的ではないものもあります。
一つずつの紹介はまた別機会に。