精神科退院支援に必要な事を現在勉強中です。
※精神科患者さんの退院支援に必要な事を書きなぐってみた[精神科看護]
以前にこの内容の記事を書きましたが、修正中に記事のどこかのプログラムが壊れてしまいエラーが出たので
(´Д`)…
もう一度改めて書き直します
(´Д`)メンドイ
でもこの「国際生活機能分類」の生活機能を中心にしたモデルは看護において重要な事だと思うので、頑張って書き直しました。
(`・ω・´)ゞ
ぶっちゃけ書いたこと忘れた(´Д`)
「国際生活機能分類」とは?
以前の記事で
「生活」には生きながらえる。生きていく為の活動とそのままの意味ですが
人間の「生活」には単に衣食住だけではなく
「資本主義の社会で生きていく」
事も含まれます。
これは収入を得て生計をたてる事や様々な人間関係を維持していく事やその社会の中で「その人らしく生きていく事」が含まれます。
と書いた記事があります。
※「社会生活」能力について
これはICFの概念を参考にして書きました。
ICF
国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health)の略
以前にあった国際障害分類を医学モデルだけでなく、社会的な要素も加えて、よりポジティブに。
そして環境因子と個人因子を考慮した概念
※ざっくりした図
この「活動」とか「参加」ってなーに?
はいはい。ざっくり書いてみると( ..)φ
それぞれの項目をざっくり書いてみると…
心身機能・身体構造
必ずからだとこころの機能と構造はリンクして考える必要があります。
例えば「見る機能」を挙げると
眼といった感覚器があって
それを神経を通り知覚
その得た情報をきちんと認識・判断する
といった工程は色んな部分が関わっているからです。
それぞれ分けて見ていくと( ..)φ
身体機能
認知機能
巧緻機能
※要は器用さ
歩行・姿勢・麻痺・筋力
コミュニケーション(五感の機能などから)
嚥下機能
造血機能
内分泌・代謝機能
各臓器機能や免疫機能
精神機能
ちなみに参考図書では「認知機能」が身体機能に区分されてました。
リハビリテーション看護実践テキスト 専門性を高める継続教育
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おそらく五感の機能を使って、情報を得て判断するなどの観点からなのかなー?と思います(^^;
「認知」って概念をさっさと統一しろ(´Д`)マギラワシイ
この「心身機能・身体構造」に関する部分は機能別アセスメントの事なので、ADLや各フィジカルアセスメントなどのスケールを用いて判断されます。
単純な機能評価って事です。
こころを図る心理検査なんかも今後少しずつ勉強していきたいと思います
(`・ω・´)ゞ
活動
これはIADLの事やソーシャルスキルに関する事が書かれていました。
日常生活活動
ADL・APDL・IADLの自立度
教育活動
健康維持活動
対人活動
課題遂行
こういった事に関しては、実際の精神科の現場だと主に医師に判断を委ねる事が多いため
どうしても看護師をはじめとする他のスタッフが関わり切れないのが、認識の希薄さに繋がっている現状の問題だと、私は考えているんですけどね(^^;
この辺をちゃちゃ入れるから目立って煙たがれるんだよなぁ(´Д`)
私が主に力を入れて関わりたいのは個々の部分で…
以前に紹介したスケールはIADLの項目とソーシャルスキルに関わる要素をなるべく絞って盛り込んでます。
参考にしたスケールもまた別記事で紹介してみたいと考えてます。
つーか記事多すぎて追いつかん(´Д`)
参加
上記にある「心身機能・身体構造」と「活動」が出来ている(または満足している)
から、その人なりの社会参加が出来ると考えられます。
言わばQOLと考えてもいいですかね。
個人の生活への参加
ADLの障害とその原因の知覚
安全・効果的にADLを拡大する必要性の認識
それらの知識の有無
実施の意思
実施できない事を他者に依頼できるか?
社会参加への参加
家族関係・学校・職場・地域・趣味・レクリエーション・信仰への
参加状況、役割変更の必要性
など個人と社会の向き合い方、付き合い方というか価値観やそれらの満足度などを指しています。
環境因子
これは上記3つの要因がその人を取り巻く環境にどの様にリンクしているか?といった観点です。
個人
サービス
制度
個人因子
これは上記3つの要因がその人自身の考えや能力にどのようにリンクしているか?の観点です
年齢、性別、職業、生育歴
これまでの生活経験、教育歴、性格傾向
体力、生活習慣、健康観、死生観、生活信条
信仰、ストレスへの対処方法
疾病や障がいによる自己のボディイメージ
治療やリハビリテーションの受け入れ
こういった因子があるから、どうしても成長発達や心理学的観点がないと対象に合わせた援助が出来ないんですよね(^^;
その為の学習を現在は進めている最中ですし、それを聞き出したり、合わせたりするためにもコミュニケーション技術が看護師には求められます。
※成長発達、ライフサイクル
※コミュニケーション
※基礎知識
これって普段看護師が情報収集している事と一緒じゃない?
全くその通り、医療従事者の中で一番「生活」を見ているのは看護師だよ
いや看護師ってよりも、主婦とか母の方々かな
でもさー実際の現場だと、理論的に「活動」や「参加」の部分は認識が薄くない?
と先ほども同じことを書きましたが…(^^;
患者さんが今のままだと、社会適応出来ない事には気付いているし
何が出来ないのも解っているけど、問題に対するアプローチが不十分な現状がある。
と私は考えています(^^;
これら「生活」に関するアセスメントを簡単に出来ないのか考えた結果…
こういった「身体的」「精神的」「社会的」と様々な側面から対象を捉える事。
それらの「どこが」「どのように」不足していて、「どんな」手助けをすれば自立に繋がるのか?
これはヘンダーソンをはじめとするアブデラ、オレム、ゴードンといった看護の偉大なお母さま達の理論も同じような事を言われています。
しかしながら…
難しすぎて良く分かんねえよ
(´Д`)
ってーのが正直な現場の声だと思います(^^;
俺も良く分かんねえ(´Д`)
こういった現状に対してのアプローチの一つとして、何度も言ってますが…
正直自分で書いててもくどいな(´Д`)
このスケールを作成してみました。
現状では、このスケールを活用する為に、採点の見本となる姿についての考察をしている最中です。
完成できるのかなぁ…(´Д`)
ですが、少しずつこのスケールの意図が伝わってきてくれ、看護師だけでなく具体的な意見を
医師やPSW、OTの方々も協力してくれるような体制になってきました
m(_ _)mアリガタイ
また…
より具体的になるようにわざわざ手帳申請の書式と照らし合わせてコメントを頂いた方もいました。
。゚(゚´Д`゚)゚。スンゲエ イッパイ
スケール作成や福祉との連携強化を訴え続けてきた事が目に見える形での支援は本当に嬉しいです。
これは自分の宝物です^^
また別の記事で現段階までのスケール採点具体例案を紹介する記事を書いてみたいと思います。
終わりに
紹介してきたICFの概念は、障がいを社会的不利と捉えるのではなく、
障がいがあっても、社会参加できるためにはどうするか?とよりポジティブに医療と社会をミックスさせた概念です。
一度この内容の記事が消えてしまった事がありましたが、このブログで一番訴えたい事がこの概念なので、すぐにこの記事を作り直しました。
実際に精神科長期入院患者さんが退院して地域で生活するまでには、高いハードルがいくつもあります。
ですが、そのハードルを越えて退院していった人を私は知っているので、これからも自身の学習と支援を続けていきたい。と思っています^^
アイキャッチ画像ありがとうございます
m(_ _)m
ほんとに?じゃあお金くれる?
…(´Д`)
本当にどいつもこいつも…!
ヽ(・∀・♯)ノ
※改めてこの曖昧な「認知」についてを考察してみたヽ(・∀・♯)ノ[認知](´Д`)
協力者の方々にはちゃんと何かしらのお礼をしたいと常々考えております
m(_ _)m
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