コミュニケーション技術の基本はホステスさんの技術を習え!といった記事を書きました。
※話し上手聞き上手になるためにはホステスさんを習う![コミュニケーション技術]
この参考にさせてもらった本の内容は6章まで分けられています。
前回記事では、水希先生が唱えるコミュニケーション技術を伝えるには不十分なので、章ごとに分けて解説を試みようと思います。
次に第4章である15分たったら、そろそろ会話で盛り上がりましょう。を見ていきます。
ここまでの振り返り
第一章では第一印象について
第二章では印象通りに心地良い対象と思ってもらえるように接する事
第三章では「ほめあいづち」テクニック
を使って、信頼関係を構築していく。と言われてました。
ですが仲良くなったからといって、自分の事ばかりを優先してしまうのは折角築いた信頼関係を損ねてしまいます。
先生もこれをホステスの仕事は「気遣い、心配りの仕事」と唱えています。
これは相手のニーズ、心理的な欲求を満たしてあげる。と言い換えてもいいですね。
その為、築いた良い印象が続くためのテクニックを解析してみたいと思います。
第四章では更に得た情報を掘り下げる、広げるテクニックをニューロロジカルレベルを用いてお話をされていました。
これは絶対やっちゃ駄目
まずこういった人は相手に良い印象与えません。
・ほめてもらいたがる
・気が利かない
これは自分の事を「見てほしい」「知ってほしい」からの表れとも言えること何でしょうけれども
相手の心理的なニーズとしては所属・愛情、承認の欲求を求めてコミュニケーションを取ろうとしてくれています。
これはその意思を無視するのに等しい印象を与えてしまいます。
ではどのように話を広げていくのか?といった時は…
会話を広げる・掘り下げるコツ
まずは会話の内容を
・深く掘り下げる
が聞き手に求めらます。
今まで築いた信頼関係があるから、話をしてくれる。話しても良いと思ってくれている。話したい。そういった相手が安心感を求めている事を拾ってあげるのが聞き手のポイントです。
とここで…
「質問」に含まれる意図
質問とはわからない事、疑わしい事を問いただすこと。といった意味があります。
その為「質問をする」とは以下のような事が主な理由です
興味
気付きを促す
関心
非難や攻撃
尋問
上記のように質問をするといった行動は色んな感情が含まれます。
きちんと好感があれば、「あなたを知りたい」といったアピールになります。
築いてきた信頼関係が正しければ、質問をされる事は相手にとって嬉しいはずです^^
自然に質問するテクニック
良い印象があれば、相手から自然に質問があると思います。
「あなたが好きだから聞きたい」といった感じですね。
ですが引っ込み思案の方もいて、なかなかそれを出せない人もいます。
その為のワードとしては
「それでどうなったの?」
などが有効です。
この段階でもほめあいづちでのテクニックにあった「要約」を使うのも良いです。
分かりやすい話を展開する為には5W1Hを用いて話しをすると伝わりやすい事があります。
いつ(When)
どこで(Where)
だれが(Who)
なにを(What)
なぜ(Why)
どのように(How)
これを基に聞いている情報の不足部分をサポートするような質問が望ましいです。
また先生は話の省略点を見つけて話を掘り下げるとも説かれてます。
その為疑問に思う事を素直に聞いてみるのも一つの手ですね。
でもその際は「今までの話を聞いていたのか?!」「そんな事も知らないのか?」とならないように注意してください。
改めて聞く姿勢を正す事
相手の距離間が近づいてきたから、安心してはダメです。
自分に対してリラックスしてくれている。というアピールのつもりでも相手はそれで幻滅してしまいます。
まさに自分の想像は幻だったわ…Orz
といった印象にならないようには以下の事を気を遣うと良いです。
・笑顔を忘れない
・姿勢を正す
・あくびをしない
などの気が抜けた時にやりがちな振る舞いに注意しましょう。
またほどほどに体そのもの距離を縮める(ボディタッチなど)、リアクションを大きくする(身振り手振りなど)ほめあいづちのタイミングを図る事も重要な話を聞く姿勢です。
相手の想いを知る事
上記にあったニューロロジカルレベルはロバート・ディルツが唱えた理論で
人間の意識を
アイデンティティ(自己認識・使命)
信念・価値(行動の動機づけ)
能力(戦略・計画)
行動(活動・反応)
環境(機会・制約)
の6つの階層に分類したものです。
このスピリチュアルに関してはまた別の記事で書きたいと思うので、以外の5つを参考に見て下さい。
これは
・上の階層に行くほど主観的であり、下に行くほど客観的
・上の階層は下に必ず影響を及ぼすが、下はあまり影響しない
といった特性があります。
小難しい事を抜きにすると
環境は「こうゆう事があってねー」と何気ない話をする。といった差し障りない情報
アイデンティティは俺はこの仕事に命かけている!
といった感じのイメージです。
要はこの区分でその人が訴えたい、聞いてもらいたい重要度を図る。といった事ですね。
より上の項目に該当する情報であればあるほど丁寧に扱う必要があります。
「あなた」だから聞いてもらいたい。を受け止める事
上記で語ってきたをまとめると、話を聞く上での姿勢には様々な要素があります。
相手から提供される情報の程度は信頼関係に等しいのです。
話の受け手として、これをきちんと認識した上で話してくれる事を理解しないと信頼関係は気付けません。
こころを開いてくれるなら、それをちゃんと受け止めてあげる事が大事です^^