現在、精神科医療で注目されている「認知機能」…
この認知機能を知ることで、今まで諦めていた部分の精神科医療や看護の幅が広がります(゚Д゚)
この認知機能を精神科医と一緒に勉強しましょう!!
(`・ω・´)ゞ
概ねの概要は聞いたんだけど、詳細はどんなことがあるの?
※これから先の精神科医療に必要な事を精神科医から聞いてきた。[認知機能]
そこでこんな事を勉強していこうと思います
どれどれ…(._.)
こんな感じで、勉強していこうと思ってるの~
ほう、今回の記事は今後の目次みたいになるのかな?

そんな感じだね~
生活のしづらさは認知機能障害が原因だった?
患者さんは生活のしづらさに困っています。
病気になって、ますます生活がうまくできなくなってしまうのは、認知機能障害が原因です。
認知機能を改善して元気な生活を取り戻してあげたいという思いで、リハビリの導入に取り組んでいます。
前回やった事と重複してないか?
※これから先の精神科医療に必要な事を精神科医から聞いてきた。[認知機能]-認知機能の重要性?
えーっとね、もう少し細かく話したいことがあるからね
要は「はじめに」ってことかな?
以前書いた事と重複する部分はありますが、現在の精神科医療で研究されている認知機能の取り組みをもう少し細かく紹介してみたいそうです。
認知機能障害って、どんなこと?
実際に「認知機能」の障害って言われてもピンとこない部分が正直多いんだけど…(´Д`)
単純にイメージしがちな「症状」じゃなくて、機能低下を知るためにこんな事を勉強しようと思います。
① これからの精神医療
② リカバリーの概念
③ 認知機能障害の視点
④ 認知機能障害の回復
⑤ 認知機能障害とは 私たちが「行動」至るまでの脳内の動きを見てみましょう。
⑥ 生活の中で見られる認知機能障害
⑦ 認知と認知機能
⑧ 神経認知と社会認知 認知機能は大きく2つに分けられます。
⑨ メタ認知
⑩ 認知機能と社会機能との関連
⑪ 認知機能障害の特徴
「認知」と重複する部分も多い感じだね。
そうなの~。認知と認知機能は似て非なるものだけど、これらを知れば少し分けて考えられると思うよ~
以前、認知機能はスペックと言いました。
認知機能は、物事を考えたり覚えたり判断したりするための性能です。
この性能が悪い為に、生活がしづらくなってしまいます。
この文章の間にたくさんの知識や言葉が含まれますが、それは記事を進めていく内に繋がってくると思います。
認知機能を一つずつ見ていこう!
とりあえず認知機能が落ちる事で生活のしづらさが出てくるのは分かった。
じゃあ具体的には、どんな認知機能があるのだね?
それはね~「神経認知」と「社会認知」に分かれるの
神経認知機能
注意:神経認知機能の中でも一番基礎的な機能です。
処理速度:問題や課題をこなす能力のことです。
記憶:私たちの記憶の仕方は幾通りもあります。
流暢性:ひとつの事柄から関連付けて考える能力のことです。
実行機能:神経認知機能の中で総まとめの機能です。
社会認知機能
心の理論:相手の考えを理解する力
社会知覚:相手の行動の意図が分かる力
社会知識:社会ルールをどれだけ知っているか
原因帰属バイアス:対象自身の言い訳の「癖」
情動処理:感情のコントロール
結論への飛躍:短絡的に結論付ける「癖」
ふむ。神経認知が自分のこころを処理する能力で、社会認知は自分のこころを上手に伝える能力みたいな感じかな?
良い表現だねー。この二つが混ざって、その人特有の「認知」になるんだよ~
認知は対象特有の考えの癖や思い込みや感情です。
それを構築して、なおかつ社会生活を上手く行う為には、この「神経認知」と「社会認知」の機能が充実している事が必要なのです。
今後、これらをもっと細かく話すんでしょ?
そうだよ~。期待してて。
認知機能はどんな検査があるの
実際にはいろんな心理検査があるけど、「認知機能」の検査はどんな検査があるの?
良く出てくるのはこれかな?
・神経認知機能検査
(BACS:統合失調症認知機能評価尺度)
:大体30分ほどで、主な神経認知が測定できる検査です。
参考:神経心理学的検査 – J-Stage
・社会認知検査
(SCSQ:心の状態推論質問紙 FEIT:顔表情知覚課題)
:場の雰囲気や他人の気持ちを読むのに必要な機能を測定する検査です。
参考:医療・福祉・教育関係の皆様へ|統合失調症早期診断・治療センター …
他にも、まだまだ沢山の検査はありますですが、少しずつ紹介していきたいと考えています。
実際のテストの様子なども情報発信出来れば良いなと考えています。
お前自身をやってみろ(´Д`)
それも面白いね~
…いろいろ大丈夫かな(´Д`)
認知機能障害はリハビリで治る!!
実際に「認知機能」そのものに焦点を充てたリハビリってどんなのがあるのさ?

良く出てくるのはこれかな?
認知矯正療法の例
・ 神経認知機能リハビリテーション
検査により認知機能障害の程度を確認し、障害の種類、程度にあわせたリハビリをグループで行います。
・ 社会認知機能リハビリテーション
対人関係に必要な機能を楽しくとりあげて身につけていくリハビリです。
・ リハビリ効果
リハビリには目標が必要です。本人の自覚と動機付けを図ります。
この実際として、神経認知機能ではパソコンでゲームをしたり、社会認知機能ではSCITやメタ認知トレーニングなどを行うそうです。
これらの訓練で認知機能がある程度回復してから、SSTを行う事で治療効果が高いと言われています。
今後その実際の方法や詳細を少しずつ書いていきます。
今回の参考書籍
カンデル神経科学 [ エリック・R.カンデル ]
|
ゾンビでわかる神経科学 [ 鬼澤忍 ]
|
社会認知ならびに対人関係のトレーニング〈SCIT〉治療マニュアル/デイビッド・ロバーツ/デイビッド・ペン/デニス・コームズ【2500円以上送料無料】
|
「精神疾患における認知機能障害の矯正法」臨床家マニュアル [ アリス・メダリア ]
|
ゾンビがおすすめだよ~
…色々大丈夫かな(´Д`)
※内容としては認知機能を知る上でのたとえ話や脳構造を分かりやすく書かれていました。
m(_ _)mゴメンナサイ
終わりに
認知機能リハビリテーションはまだまだ開発・発展途中の医学ですが、精神科医療ではとても注目されていて治療効果が高い事が各研究機関で謳われています。
今後はこのページを目次にして、記事展開をしていく予定です。
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