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心理学

「ストレス」はどこでも、いついかなる時もあります。[ストレス反応・ストレッサー]

投稿日:2017年5月8日 更新日:

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人間は日々色んな「ストレス」を抱えています。ストレスがある事はとてもつらい事ですよね?

もしかしたらあなたは今ストレスと感じていないかもしれませんが、必ず生きている以上はある事です。

この「ストレス」には色んな種類や色んな対処の方法があるので、今回はこれを記事にしてみました^^

 

 

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まずストレスとは?

ストレスとは心身に負荷がかかっている状態がかかっている状態です。

ですが負荷がかかっている状態が必ずしも悪いわけではありません。

「ストレス」とは、体やこころが何かしらに適応しようとする際の緊張状態を指します。

なので、ほどほどの「ストレス」はストレスを受けているあなた自身を成長させる為のものでもあります。

 

おそらく一般的なネガティブイメージの「ストレス」をちゃんと表現するとしたら「ストレスフル」とか「フラストレーションが溜まっている」とかになると思います。

 

これをもう少し細かく見ていくと、相手の気持ちがわかる事にもつながります。

 

ストレスのメカニズムについて

まずはざっくりとした「ストレス」のメカニズムの紹介です。

ストレスを引き起こす要因:ストレッサー
その心や体の反応:ストレス反応
※参考 ハンス・セリエ – Wikipedia

とストレスを感じるのは何かしらの影響があるってことになりますねー。

もう少しこのストレスのメカニズムを詳しく言うと

こういった図のような展開になります。

多分以前かいた嘘を見破る記事と重複してしまうと思うのですが、正直ああいった内容の記事を書くにはまだまだ自己学習が足りません(^^;
これで相手の嘘が分かる!!そのためには…その2[コミュニケーション]

 

まずは一つ一つ、この「ストレッサー」から見ていこうと思います^^

 

ストレッサーについて

まずストレス反応を起こす原因がストレッサーです。

これは一言でいうと自他ともに全てがストレスの原因とも言えます。

ざっくり箇条書きにしてみます

外的ストレッサー要因

外的要因として毒素、騒音、異臭、温度など物理・科学・何かしらの生物的刺激

物理:外的環境
科学:酸素や薬物、栄養不足
生物:病原菌、炎症

要は自分以外の外側の要因です

 

内的ストレッサー要因

内部:徹夜、不規則な食事、出産、対人関係などの心労
心理:何かしらの感情から生じる感情的な歪み
生理:肉体疲労や病気

これもそのまま自分の内にある要因です。

この内的要因に関しては今後色んなこころの病のメカニズムにも出てくる予定です。

 

少し別目線から

単純な自分の外内だけの観点ではなく、発達偶発的な要因もあります。

発達的:各ライフサイクルにある発達課題
※参考ライフサイクル

偶発的:事故、災害、病気、死別など予期できないもの

 

こういった事柄だけなく、自分の欲求そのものが満たされない事など生きている以上「ストレス」は必ずあるものです。

 

「汎適応症候群」について

これらのストレッサーに対する反応がストレス反応です。

この汎適応症候群(GAS:General Adaptation Syndrome)とはセリエが提唱した

ストレスの元になるストレッサーに適応しようとして起こす生理的反応を指します。

1、警告反応期(混乱)
ストレスを受けたショックからいったん抵抗力が弱まるものの、再び抵抗力を高める段階

2、抵抗期(適応)
ストレスに対抗して身体の抵抗力が高まる段階

3、疲憊[ひはい]期(衰退)
防御反応が限界を超え、再びストレスに対する抵抗力が弱まる段階

これらは脳下垂体から指令を受けて交感神経に働きかける反応です。

この反応から自分自身の恒常性を維持することができるとされています。
※恒常性:ホメオスタシス、自分自身を一定に保とうとする力

細かくはまた脳解剖と神経伝達物質に関する記事を書いた時にしてみます。

まだ続きがあります。

これらの様にストレスはありとあらゆる所に存在します。

このストレスを上手く処理できないと、こころの病に発展したり、自殺などの不幸な顛末をたどってしまうことがあります。

人間が生きていくうえで、社会的な役割をこなそうとすることは必要ですが、時には息抜きをし、自分を追いつめすぎないことが大切です。

その為にこのストレス反応に対しての対処行動。

上記にあった図で言えば「危機の乗り越え」にも色んなパターンがありますので、これに関する記事も書いてみようと思います^^

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