コミュニケーション技術の基本はホステスさんの技術を習え!といった記事を書きました。
※話し上手聞き上手になるためにはホステスさんを習う![コミュニケーション技術]
この参考にさせてもらった本の内容は6章まで分けられています。
前回記事では、水希先生が唱えるコミュニケーション技術を伝えるには不十分なので、章ごとに分けて解説を試みようと思います。
次に第2章である出会って10分、まだ自分からは話さないでね。を見ていきます。
第一印象は外見だけど、あいての「第一印象」はまだ続く。
いくら外見が綺麗でも、中身が残念だと会話は続きません。
(´Д`)…
そのためには
「なんとなく、もう少しそばにいてほしいような会話したいような温い雰囲気をもっている人」を演出する。
これは一目ぼれは演出する為には相手がリラックスできる。
素で居られそうな雰囲気を持ってもらう事が肝心です。
と言いました。
これをくすぐるツボとしては3つあがります。
・気分が良くなるツボ
・追い続けたくなるツボ
そして、このツボを実際に刺激するとしたら
・相手のホームグラウンド ・得意分野を知る ・相手のうんちくを聞く |
がポイントになります。
以前の記事で私が書いた
確かに私がきれいなおねいさんに「看護師って大変な仕事ねー、とても立派だと思うわ」なんて言われて手でも握られたらイチコロです
(*ノωノ)
ってところですね(^^;
こういった事を引き出すために以下の様な事を言葉と態度で表します。
「こだわり」を刺激して気持ちよくさせる。
この「こだわり」を刺激する為には以下の様なポイントを気を付けます。
・相手が思わず話したくなるようにする
・観察して相手の感性を知る
・あなたに「興味しんしん」を伝える
と水希先生は述べています。そして以下のようなテクニックを用いていくそうです。
YESセットで肯定的な流れを作る。
これは自分から会話の口火を切り、相手がYESで答える質問を3回は繰り返す。とのことです。
正直ここは私も失念していました。
φ(.. )
私が看護師として患者さんに関わる時、患者さんは困ってる不安な物事を解決したい為に相談されます。
これは白衣を着ている看護師だからといった第一印象があるからです。
これがない状態で、いきなり相手から話をしてくれる事はないですからね。
(ヾノ・∀・`)ナイナイ
極端な話、道行く女性(もしくは男性)がすごい美人だからと言って話しかける人は私が知っている中ではイタリア出身の某タレントさんぐらいしか思いつきません。
でもそんな人が自分に話をかけてくれたら、ぜったい話をしますし尚且つ話が合えばいいなぁ…と思いますよね?
(*´Д`)=3ハァ・・ ・
ようはこれを演出する為にそう思わせるテクニックを使うそうです。
あなたに興味津々を伝える
上記で自分から会話の口火を切ると言いましたが、これは質問攻めにするとは違います。
話すきっかけを与え、その後は聞く事に徹します。
そうすることで相手はあなたが自分の話を聞いてくれてる。といった印象を与えられます。
その方法としては以下の様なポイントがあります。
まったく相手の事が分からない段階で色々聞いてしまうと相手のタブーに触れてしまう危険性がありますし、何よりまだよく知らない相手に質問を受ける事も嫌悪感を覚えます。
よっぽど関係性が築けていて、相手の気分を害さずに話を拾える状況でない限り、相手が話している間は話が終えるまで待つのが賢明です。
ただ集中して話を聞いているだけでは、相手からみたら人形に話しかけていると一緒です。
ここで要所要所で強弱をつけながらうなづきや相槌を入れましょう。
前回で述べたメラビアンの法則で言ったように、それだけでも相手の話を聞いている態度になり、「聞いてくれてる」といった印象を与えます。
ここで相手の経験や行動、感情のどこをあなたに訴えたいのかを探っていきます。
相手の話を要約する事で聞いている態度を伝える
ある程度話を聞いていくと、聞いたことが多くなってきたり話が途切れるタイミングがあると思います。
そんなときは以下の様な話の要約をしてみると良いです。
これは実際とても難しいですが、あいての一番訴えたいキーワードに絞って、その単語を言うのがポイントです。
水希先生も難しいので、自信がない時はうなづき・相槌をしていた方が良いと言っている位です。
これは聞いていた話を段落ごとに「~って事ですね」と言い方を変えてる事と話がどんどん広くなっていった際にそれをまとめる事ですね。
これであいては「聞いてくれてる」だけでなく自分の話をきちんと情報として認識してくれている。といった印象を与えられます。
またこの要約が間違っていたとしても、よほど的が外れていなかったらその肯定的な態度。
理解しようとしている様は必ず伝わります。
初めの会話は聞き手に回る事が大事
上記で話してきた事をまとまると、外見に第一印象があるように内面に対しても第一印象があると言えます。
この人は自分の話を気持ちよく聞いてくれる。といった印象を与えるのが大事です。
その為には、気持ちよく話せるテクニックを用いて、あいての話のキーワードや核心をつくといった会話のフォーカスを絞る事が重要です。