人間は日々色んな「ストレス」を抱えています。ストレスがある事はとてもつらい事ですよね?
もしかしたらあなたは今ストレスと感じていないかもしれませんが、必ず生きている以上はある事です。
この「ストレス」には色んな種類や色んな対処の方法があるので、今回はこれを記事にしてみました^^
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まず前回はざっくりながらストレスの原因となる「ストレッサー」についてを書いてみました。
※「ストレス」はどこでも、いついかなる時もあります。[ストレス反応・ストレッサー]
今回はそのストレスに対する対処行動であるコーピングについてを簡単に書いてみます。
ちゃんと出来るのかな(´Д`)…
コーピングとは?
まずは前回用いた図を見てください。
この図にあるように何かしらのストレッサーがあるから、ストレスを感じるのですが…
このストレスの受け方も、その人特有の気質や性格が関わってきます。
要はストレスの受け取り方は人それぞれってことです。
※またパーソナリティ(人格)に対する記事も書いていく予定です。
このストレッサーに対する対処行動をコーピングと言います。
防衛機制
上記のストレス反応の時に、そのままだと受け入れられない。
こころが壊れてしまいそうな危険に晒された時に不安を軽減しようとする無意識的な心理的メカニズムが「防衛機制」です。
これは前回書いた記事の内容をそのまま転記します
※けして手抜きじゃないです(´Д`)
・問題焦点型(プライマリーコントロール)
ストレッサー自体に働きかける(取り除く、遠ざける)ことで認知できなくしてしまう方法
・情動焦点型(セカンダリコントロール)
ストレッサーへの認知の仕方を変えることで、受けるストレスを失くす、または少なくする方法
・ストレス解消型コーピング
受けてしまったストレスを身体の中から追い出す、発散させるという方法
これらの3パターンの具体例が防衛機制です。代表的な物が以下の様な事です。
抑圧
不安をもたらす恐れがある欲求や感情を無意識に押し込む
反動形成
そのままの形で外に出す受け入れられないだろう。といった要求や衝動を反対の形で表す
投影(投影)
自分の中にある受け入れたくない衝動を他人もそれを抱いていると思う事
同一視(同一化)
自分の弱点や不安を隠すために権威者や理想とする人になりきる
置き換え
抑圧された欲求や感情を本来の対象ではなく、代理的に他の実現可能なモノに置き換える
昇華
置き換えと意味合いは変わらないが、この衝動をより社会的に高い活動に置き換える
退行
より幼い発達水準の特徴を示す行動に戻る。
逃避
不安をもたらす状況から逃れようとする
合理化
もっともらしい理由付けをして、合理的と思い込んで自分を守ろうとする
保障
劣等感を克服するために、心的エネルギーを集中させ、劣等生を補う
※参考 防衛機制 – Wikipedia
こんな反応が出ている際は「ストレスフル」状態です。
これに無意識的に適応すべく、自我を再適応させます。
これが上手くいけば「成長」、上手くいかなかった際は「不適応」や「心理的危機」になります。
このような不安が上手く処理出来ないから「適応障害」や「抑うつ」などにも繋がっていきます。
またこの上手く処理できない過程で歪んだ認知を形成していく事にも繋がります。
今後の記事コンテンツで書く予定である「精神疾患」や「認知行動療法」なんかでリンクしてくると思います。
いつになるやら…(´Д`)
ストレスを受けやすいとされる性格
ストレスを受けやすいとされる性格には、4つの代表的なものがあります。
真面目・神経質タイプ
何事にも熱心で、負けず嫌いなタイプ。
完璧を目指し、いつも忙しくしていないと物足りない。寛容さがなく、短気で怒りっぽい。
感情抑制タイプ
感情表現が苦手で、自分の本当の気持ちに気付かないままに、いろいろなことを引き受けてしまうタイプ。
真面目で仕事熱心なため、周囲からの信頼も厚いが、無理がたたって身体の不調という形で出てきやすい。
愛他的・気配りタイプ
責任感が強く、仕事をそつなくこなし、人付き合いではたえず気を配るタイプ。
世話好きで、自分よりも周囲や会社のことなどを優先しがち。
慣れ親しんだ環境が変わったり、尽くしてきた人がいなくなったりすると、喪失感に襲われやすい。
内向型こだわりタイプ
内向的で、細かいことをクヨクヨと考えるタイプ。
また、人一倍、理想が高いために、自分のダメな部分や、できていないことに注意が向きやすい。
自分自身の問題にとらわれるあまり、よけいに苦悩が深まり、思考の悪循環にはまりやすい。
ざっくりとこんな性格のひとがストレスを受けやすいです。
これらのような人がこころの調和が保たれずに不適応になってしまった際、「神経症」などになりやすい。とも言われています。
※これもまた別の機会に詳しく書いていきます。
終わりに
ざっくりとながら、ストレッサーに対する対処行動と防衛機制についての紹介をしてみました。
このストレス反応は、発達課題や適応障害、認知などのさまざまなこころのメカニズムに関係していきます。
こころを健康に保つ為、ストレスと上手に向き合う必要がある為、また「ストレスマネジメント」「ストレスコントロール」なる記事を現在書いている最中です(^^;
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