コミュニケーション技術の基本はホステスさんの技術を習え!といった記事を書きました。
※話し上手聞き上手になるためにはホステスさんを習う![コミュニケーション技術]
この参考にさせてもらった本の内容は6章まで分けられています。
前回記事では、水希先生が唱えるコミュニケーション技術を伝えるには不十分なので、章ごとに分けて解説を試みようと思います。
まずは第1章である最初の5分で「この娘、わかってる」と思わせる。を見ていきます。
第一印象は最初の5分で決まる。
まず先生は最初の5分で「なんとなく、もう少しそばにいてほしいような会話したいような温い雰囲気をもっている人」を演出するのが重要と述べてます。
( ..)φ
「第一印象の法則」を上手く使っています。私が表現した第一印象は最初の5分程度しか覚えていない。要は第一印象の段階では初めの挨拶程度しか記憶に留めていない。事になります。
その集中力が続くように「一目ぼれ」をさせるように持っていく事をしています。
これを看護師に置き換えるならば、この人は仕事が出来る。自分の悩み・困っている事を聞いてくれそうな人だ。と思われる事ですね。
その為の方法としては以下に書いていきます。
第一印象は外見
一目ぼれは演出する為には相手がリラックスできる。素で居られそうな雰囲気を持ってもらう事が肝心です。
その場限りの関係を求める場合は別かもしれませんが…(^^;
人間まずは一番初めに外見で判断する事がどうしてもきてしまいます。
ここでは清楚や清潔感、柔らかい物腰などが望ましいです。
またそういった外見に合わせ、自分自身も積極性がわく・自信がつくといった心理状態になります。
これは行動心理学上でも証明されています。
メイクは女の戦闘準備とも表現されるのをしばしばありますしね。
なので服装や姿勢、態度、挨拶などがこの一番初回の部分に入りますので注意が必要です。
「なんだ挨拶もまともに出来ないのか」と言われてしまったら最悪です。
「姿勢あわせ」で共通部分を増やす
そして、外見の第一印象の次はそのイメージがイメージ通りである事を演出しないといけません。
人間は自分と共通する部分や体験がある事で親近感が沸き、距離感が縮まります。
初回好印象があった人が自分と共通する部分が多いと嬉しいですよね。
まずこの印象を与える為の第一歩として、
こうする事で話題の取り扱い方や相手がどのような意思伝達を好むのかを観察しながら合わせる事が出来るそうです。
確かに人に聞かれたくない内緒話を他の第三者に聞かれてしまうような大きい声量で話すのは相手の望んでいることと違いますしね。
周囲に紛れて、それが聞こえないからなどという場面もあるかもしれませんが、それはあなたの集中力が足りないからです。
心理学上でも、周りが騒がしいけど、自分が欲している話は聞こえている。これをカクテルパーティ効果と呼び、集中していればいかなる環境下でも情報を読み取る事はできます。
要はちゃんと聞いている事をアピールする事ですね。
これを以下の様な法則でも証明されています。
メラビアンの法則を認識する事
またメラビアンの法則では言葉そのものの意味は意思伝達をする上で7%程度しか伝わらない事を唱えています。
メラビアンの実験結果
「好意や反感などの感情を伝えるコミュニケーション」という特定の状況下において、言語情報と聴覚情報と視覚情報が矛盾した場合、受け手が重視するのは
- 『言語情報:メッセージの内容』が7 %
- 『聴覚情報:声のトーンや口調」が38 %
- 『視覚情報:ボディランゲージや見た目』が55%
ここからでもコミュニケーションにおいては言語的情報より非言語的情報が重要なのはあきらかです。
ようは口だけ「ありがとう」って言っても態度が伴わないと相手には伝わらない。むしろ馬鹿にしているなどと取られてしまう。
きちんと聞く姿勢で望む事が求められます。
きちんと相手の方を向いて、相手の目を見て聞く事が一番大事です。
「あなたに興味があります」という態度で望むのが重要
こういった相手の話を聞く姿勢を相手に伝える事が信頼される第一歩です。
ここでの初回アセスメントとして、人を四つに分けるパターンになぞらえて話を聞く事が相手に信頼され情報を聞き出す事にもつながります。
※自分・相手はどんなタイプ?4つのタイプによって違う仲良くなる関わり方[コミュニケーション技術]